歯科におけるインプラント治療 メリット・デメリットを

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

近年、歯を失った時の治療法としてインプラントが普及しつつあります。

しかし、メリット・デメリットや他の治療との違いなど、まだまだ理解されていない点も多いかと思います。

今回は、そんなインプラント治療について解説をします。

■そもそもインプラントとは

本来、インプラントとは「体内に埋め込む人工物」を意味し、例えば、整形外科の骨折治療で使用されるボルトもインプラントになります。

しかし、近年では歯科におけるインプラント治療が普及してきたため、「インプラント=歯科インプラント」と認識されていることがほとんどです。

歯科におけるインプラント治療では、歯を失った部分の骨に人工的に作った歯の根の代わりとなる素材を埋め込み、その上にセラミックなどで作ったダミーの歯を取り付けます。

インプラントとその他の治療の違い

虫歯や歯周病で歯を失ってしまうと、噛めない・発音がしづらいなど様々な問題が出てきます。

その時の治療として、インプラントの他にはブリッジや入れ歯があげられます。

ブリッジは、入れ歯と比較すると装着後の違和感が少なく噛む力もある程度保つことが出来ますが、無くなった歯の位置によってブリッジを適応できない場合もあります。

入れ歯は、ブリッジと比較すると残っている歯を削る量は少なくなりますが、噛む力はブリッジに劣る傾向にあります。

また、装着時の違和感がかなり大きいことも特徴の一つです。

加えて、ブリッジや入れ歯は失った歯の部分の顎の骨に何も植わっていない状態になるため、徐々にその部分の骨が減ってしまう傾向があります。

それに対して、インプラントはブリッジや入れ歯に比べると、残っている歯を削る必要がほとんどありません。

また、天然の歯と同じように噛めるなど、日常生活でも違和感を感じにくく、歯に人工物を埋め込むため骨の厚みも保たれやすいと言われています。

インプラントのメリット・デメリット

・メリット

先述しましたが、インプラントが他の治療と最も異なる点が「他の歯に負担をかけずに治療ができる」という点になります。

ブリッジや入れ歯は失った歯を補うために、残っている歯へ留め金用の溝を作るために削ったり、被せものを作るために残っている歯を削る必要があるからです。

一方で、インプラントは失くした歯の「骨」の部分にインプラント体を埋め、そこにダミーの歯を取り付けるため、周りの歯への負担がありません。

また噛む力は、インプラントの場合、ご自身の歯が残っている時と同じ程度の力を回復させることができます。

加えて、入れ歯やブリッジは失った歯の負担するべき力を他の残っている歯に負担させるため、残っている歯への負担が増加しますが、

インプラントは、残っている歯への負担はほとんど変わらず、インプラント自身が失った歯にかかっていた力を負担します。

そのため、残っているご自身の歯への負担増加を防ぐことが出来ます。

その他に、天然の歯とほぼ同じようなダミーの歯を取り付けるため、審美性が保たれることは大きなメリットにあげられます。

・デメリット

インプラントは治療法として魅力的ですが、治療費が高い・治療期間が長いというデメリットもあります。

インプラント治療は自由診療となり、健康保険の適応ができません。そのため、健康保険適用可能な入れ歯やブリッジと比較すると値段が高くなります。

治療期間は、骨の治癒を待つ時間が必要になり、平均で5~6ヶ月程度の期間がかかります。

また、顎の骨の状態や全身の健康状態によっては治療が受けられないケースもあります。

インプラントの手術が怖い方には

以上のように、インプラントは失った歯の機能や見た目を大幅に回復できる治療法になります。

しかし、「インプラントは外科手術が必要」「インプラントは骨に穴をあける」などと聞いてご不安になられたり、

痛みへの恐怖心からインプラントを治療の選択肢から外してしまっている方もいるかもしれません。

その様な方は「静脈内鎮静法」を利用して治療を受けていただけば、恐怖や不安を軽減させリラックスした状態で治療を受けていただけます。

また鎮静法の最後に血管へ直接痛み止めを入れることで、処置直後の痛みを軽減することができます。

静脈内鎮静法はセデーションの方法の一つで、胃カメラや大腸検査の際に使用されることがあります。

点滴から血管へ直接お薬を投与することで、治療中、うとうと眠っているような、リラックス状態を得ることが出来ます。

鎮静法を行っている間、呼びかけに反応することはできますが、治療中のことをご本人が覚えていない場合もあるため、治療に対する恐怖心の強い方に向いています。

特に、インプラント治療では歯ぐきを切開する、顎の骨に穴をあけるなどの外科処置を行うため、歯科治療に抵抗がない方でも、治療最中の音や振動を感じてストレスになる場合があります。

そのため、静脈内鎮静法インプラント治療をリラックスして受けたいという方に効果的な方法ですので、興味をお持ちの方は是非ご検討下さい。

当院では日本歯科麻酔学会 専門医または認定医を持った歯科医師静脈内鎮静法の治療を対応いたします。

鎮静法に関する疑問や不安にもお答えできますので、気になることはご気軽にご相談ください。

セルサスデンタルクリニック東京
https://sedcli-tokyo.com/

〒152-0035
東京都目黒区自由が丘2丁目9−4 岡ビル 2階
03-6421-1461

見逃してはいけない歯周病のサインとは?

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

お口の2大疾患といわれている虫歯と歯周病ですが、歯周病がどんな病気であるかご存じでしょうか。

「名前は知っているけど、具体的にはよく分からない」という方も多いかと思います。

実は、日本人の約80%が歯周病にかかっているとされおり、歯を失う原因として虫歯をしのいでいる状況です。また、初期段階で自覚症状がほとんどありません。

「気づいた時には歯周病が進行していた…」という事にならないよう、歯周病についての知識を身につけておきましょう。

■そもそも歯周病って何?

歯周病は、歯を支える組織に炎症が起こる病気で、主に歯垢プラーク)や歯石の停滞が原因となります。

また歯のかみ合わせが悪いことによって、一部の負担がかかりすぎている歯に起こる場合もあります。

歯周病は、初期段階では「歯肉炎」呼ばれますが、歯肉炎は歯ぐきのみが炎症を起こしている状態です。

歯ぐきが赤く腫れたり、歯ブラシをすると歯ぐきから出血が見られたり、場合によっては歯ぐきに歯ブラシが当たると痛かったりします。

これを放置すると「歯周炎」へと進行し、歯を支えている骨がだんだん吸収され無くなっていきます。

そのまま放置を続けると、歯がぐらつき、最悪の場合は歯が自然に抜けてしまうこともあります。

そのため、歯周病も早期発見・早期治療がとても大切で、定期的な歯科診療が予防につながります。

■見逃してはいけない歯周病のサインとは

歯周病のサインにはいくつかの兆候があります。

例えば、先述した歯ぐきの腫れや赤み、歯磨きや歯肉を触った時の出血に加え、口臭の悪化や歯のぐらつき、位置の変化などにも注意が必要です。

特に、歯みがき時の出血は多くの人が経験すると思いますが、これを単なる刺激反応と見過ごさず、歯科医院で相談することが大切です。

歯周病になるとお口の中はどうなるの

歯周病によってお口の中はどのように変化してしまうのでしょうか。

まず初期段階では、歯ぐきの腫れや赤み、出血が主な症状ですが、そのまま放置すると歯を支える骨の吸収が始まり、歯ぐきが下がってきます。

すると、今まで歯ぐきや骨などの歯周組織で守られていた歯の根っこが露出するため、歯が長く見えるようになり、歯と歯の間にある隙間が目立つようになります。

さらに、進行すると、歯ぐきから膿が出たり、歯のぐらつきなども生じてきます。

また、歯と歯の間にできた隙間にはプラーク等の汚れが溜まりやすく、そのまま汚れ等を放置していると歯石に変化します。

隙間が歯石で一時的に埋まることで、歯のぐらつきは止まったように感じる方もいらっしゃいますが、これは大変危険な状態です。

歯石の下では歯周病の細菌が活発に活動し続けるため、歯周炎はどんどん進行していきます。

歯を守る組織はなくなっていき、新しくできた隙間にはまた歯石が溜まる、という悪循環に陥りやすいのです。

そのままの状態を放置していると、歯を支えるための骨や組織が限界を迎え、歯が抜けてしまいます。

歯で噛むとふかふか浮いたような感覚がある場合は、歯周病がかなり進んでいることが多いため要注意です。

歯周病が身体の健康に及ぼす影響

歯周病は、口内だけでなく全身の健康にも影響を及ぼすことが知られています。

研究によると、心疾患、糖尿病、呼吸器疾患、リウマチなどと関連があることが示されています。

お身体の健康を保つためにも、口内の健康を保つことが非常に大切なのです。

■歯科医院で行う歯周病治療

歯科医院での歯周病治療は、病気の進行度に応じて異なります。

初期段階では、クリーニングによる歯石とプラークの除去が中心です。

また、歯周病の治療にはご自宅でのセルフケアが非常に重要なのっで、正しい歯ブラシ方法のレクチャーを行います。

歯周病が進行している場合は、歯周ポケット内面に潜む悪い組織を除去します。必要に応じて外科的な処置も行います。

歯周病を予防する日常ケア

先述したとおり、歯周病予防で何よりも大切なのが、ご自身で行う日々の口内ケアになります。

適切な口内ケアがご自身でできるようになると、歯周病になるリスクがぐっと減少します。(もちろん虫歯のリスクも減少します)

まず基本としては、正しいブラッシング方法での歯磨きと、デンタルフロスや歯間ブラシを使った歯間清掃です。

また、歯周病改善に有効な成分が多く含まれた歯磨き剤を使用することも良いでしょう。

歯科医院でブラッシング方法のレクチャーやそれぞれのお口に合った歯の清掃器具の紹介を行っていますので、ご自宅での口内ケアに活かしていただければと思います。

これに加え、定期的な歯科検診とクリーニングで、自分では取り除けない歯石やプラークを除去します。

3ヵ月に1度、検診にお越しいただけると、健康できれいな口内を保つことができます。

何かお口の中に問題が起きてからしか歯医者に行ったことがない方は、この機会に一度歯医者さんに足を運んでみてくださいね。

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子どもの歯医者っていつから行けばいいの?

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

お子さんがいらっしゃる方は「子どもは何歳から歯医者さんに行くべき?」という事に悩まれると思います。

実際のところ「〇歳から通ってください」と決まっているわけではないため、

「虫歯ができたら連れて行こう」と考えている方が少なくないのではないでしょうか。

しかし、将来のことを考えると虫歯がなくとも、早い段階で歯医者には一度来ていただきたいと考えております。

■何歳から歯科に通うべき?

一般的に2歳~3歳くらいまでで全ての乳歯が生えそろう時期となり、

そのタイミングで小児歯科に通い始めるのは1つの目安となります。

ただし、歯は生えた時から虫歯や歯周病などのリスクが発生します。

そのため、1歳未満であったとしても乳歯が生えたタイミングで歯医者さんに行って診てもらうのも良いでしょう。

また、お子さんのお口の中の症状が気になる時はもちろんですが、

お口の健康にご不安があったり、生えたばかりの乳歯のケアの方法が知りたい時などは、

お口の中に問題が発生していなくても健診として歯医者さんで診てもらうことをおすすめしております。

子どものころから歯医者さんへ行くことが当たり前になっていると、

歯医者が「虫歯になってからイヤイヤ行く場所」ではなくなります。

その結果、予防歯科の意識も身につき、大人になってからもお口の健康を保ちやすくなります。

■歯みがきはいつからすれば良い?

歯みがきは乳歯が生えはじめる生後6ヶ月頃から開始しましょう。

ポイントになるのが、最初の乳歯が生える前から準備をしておくということ。

いきなり歯ブラシで歯をみがいてしまうと、驚いてしまったり、それこそ嫌がってしまい、歯みがきが嫌いになってしまうかもしれません。

そうならないためにも、お口の中に物が入ることに慣れてもらう必要があります。

例えば、口の周りや歯ぐきに触れてみる、歯ブラシをくわえてもらうなどして感触に慣れてもらうのが良いでしょう。

お子様に渡しても喉の奥に入りにくい形状をした歯ブラシがありますので、

そのような歯ブラシを利用して、慣れるためにも歯ブラシを直接手で触ってもらうのも良いですね。

赤ちゃんが慣れてきたら、少しずつお母さんが仕上げ磨きを優しくするなどして、歯ブラシで磨いていきましょう。

最初は、ブラッシングするのではなく歯をブラシの先で触れることから始めます。

嫌がらない様になってきたら、1本ずつやさしくみがいていきます。

大切なのは、無理に歯みがきをさせようとしないことです。

このタイミングから歯みがき嫌いになってしまうと、それこそ将来のお口の健康が損なわれてしまうかもしれません。

まずは、嫌がらない程度に楽しく歯みがきをしてみてください。

■ご自宅で気を付けてほしいこと

3歳前後は乳歯が生えそろう時期です。

この時期になると市販のお菓子などを食べさせたり、ジュースやスポーツドリンクのような甘い飲み物を開始するご家庭も多くなりますが、

その分だけ虫歯になるリスクも高まります。

そのため、お菓子やジュースの回数を制限する、食後は間食後も歯みがきをするなどの工夫が必要です。

歯みがきの際には、フッ素配合の歯磨き剤を使用しましょう。

お子様用の歯磨き剤は、バナナ、モモ、ブドウなどフレーバーが豊富なので、

お気に入りのフレーバーで歯みがきを行うことで、歯みがきが楽しい時間になるかもしれません。

小さなお子様の場合は、ジェルタイプの歯磨き剤がおススメですよ。

また、歯みがきをお子様ご自身で行った後には、大人の方による仕上げ磨きも可能な限り行ってください。

子どもが自分自身の歯みがきで歯の汚れをキレイにするのは大変難しいです。

そのため、虫歯のリスクを減らすためにも、大人の方による仕上げ磨きが必要になります。

外出先などで、食後の歯みがきが難しい場面もあるかと思います。

その場合は、食事の最後にお茶やお水を飲んでもらうようにしてみてください。

6歳~12歳頃になると、乳歯が抜け永久歯に生えかわっていきます。

永久歯の生え始めは歯の表面が柔らかいため虫歯になりやすく、乳歯と永久歯が混在する時期は混合歯列期と呼ばれます。

歯の大きさが不ぞろいのため歯ブラシがすみずみまで届きにくくなるなど、虫歯のリスク因子が一時的に増えるため注意が必要です。

混合歯列期になったら、混合歯列に適した形の歯ブラシを使用しましょう。

また、大人の方の仕上げ磨きを可能な範囲で続けていただくと、虫歯の予防には大変有効です。

仕上げ磨きが難しくなってきたら、お子様自身が歯の磨き方のレクチャーを歯科医師や歯科衛生士から受けることもおすすめです。

お子様が早い段階で正しい歯みがき方法を身に着けていれば、将来的な虫歯リスクの減少につながります。

歯科医院に行くのは大人も子供も「早すぎる」という事はありません。

お子さんのお口の中について少しでも気になっていることがある方や、最近、お子さんのお口を歯医者さんで診てもらっていない方は、

この機会に歯医者さんに行ってみてください。

歯医者さんのケアとご自宅でのケアの二人三脚でお子さんのお口の健康を守っていきましょう。

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歯科医院で行うホワイトニングのメリットとは?

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

皆さんの中に「歯のホワイトニング」をしたことがある方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

「ホワイトニング」という言葉はだいぶ一般的になってきましたが、実際にやってみたことがある方はまだ多くないかもしれません。

今回は、歯科医院でのホワイトニングのメリットや歯を白く保つためのケアについてご紹介しようと思います。

■歯のホワイトニングとは

歯のホワイトニングとは、歯に沈着した色素を取り除き、歯を白く見せるための処置です。

食事、飲料、喫煙や加齢によって歯が黄ばんだり、変色した状態を改善することができます。

■なぜホワイトニングが人気なのか?

明るく白い歯は、人とのコミュニケーションにおいてポジティブな印象を与えますが、人気の理由はそれだけではありません。

大きな理由の1つに「自分に自信が持てるようになる」という点が挙げられます。

例えば、就職面接や結婚式などの特別なイベントや重要な場面にも、明るく白い歯であるというだけで自信をもって臨める人も少なくありません。

そのため、歯の白さを気にしたことがなかった方でも、人生の大切なイベントの前にはホワイトニングに興味を持たれることが多いようです。

また、現在では簡単に入手できる化粧品扱いの自宅用ホワイトニングキットから、

医薬品を使用して歯科医院で行う医療ホワイトニングまで、

自分に合ったホワイトニング方法を選択できるという点も人気の理由の一つです。

■医療ホワイトニングと化粧品ホワイトニングの違いとは?

では、化粧品ホワイトニングと医薬品を使う医療ホワイトニングの違いとは何でしょうか?

化粧品と医薬品では、ホワイトニング剤の成分に違いがあります。

歯の「内面」に沈着した色素を分解する成分が入っているのは、医療ホワイトニングで使用するホワイトニング剤のみです。

つまり、歯の「表面」の着色と呼ばれる汚れは化粧品ホワイトニングで除去することが可能ですが、

歯の「内面」に入り込んで留まってしまった色素を分解できるのは、医療ホワイトニングとなります。

■医療ホワイトニングの種類

医療ホワイトニングには主に3つの種類があります。

自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、そしてホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの両方を同時に行うデュアルホワイトニングです。

自宅で行うホームホワイトニングは歯科医院での滞在時間が短く、痛みが出にくい点がメリットです。

効果は穏やかで、目立つ変化を得るには時間がかかる点がデメリットです。

歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、高濃度の有効成分が含まれたホワイトニング剤を使用するため、

ホワイトニングを受けた直後から翌日にかけて、すぐに効果を実感しやすい点がメリットです。

即効性が期待できる分、施術の後に知覚過敏を生じやすい点がデメリットとなります。

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時進行で行う方法です。

そのため、オフィスホワイトニング以上に効果を実感しやすいことがメリットです。

こちらも効果が実感しやすい分、知覚過敏を生じやすい点がデメリットとなります。

■歯科医院でのホワイトニングのメリット

歯科医院でのホワイトニングの最大のメリットは、安全性と効果の高さです。

歯科医や歯科衛生士といった歯の専門家が施術を行いますので、お一人おひとりのニーズに合わせた最適な治療が提供されます。

また、ホワイトニング後の注意点について専門的な視点での説明を受けたり、日常のケアについてその場で相談することができるため、

ちょっとした疑問・不安をその場で解決できるのもメリットとして挙げられます。

■歯を白く保つための日常ケア

ホワイトニングでキレイな白い歯を手に入れた後は、日々のお口のケアがとても大切です。

例えば、食後や就寝前のブラッシングはもちろん、フロス等を利用した歯間の掃除も忘れてはいけません。

また、歯を黄ばませる食品や飲み物(コーヒー、紅茶、ワインなど)の摂取を控えめにし、定期的に歯科医院を訪れてクリーニングやチェックアップを受けましょう。

ご自身の日々のケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスを組み合わせることで、美しく健康な白い歯は長期間維持することができるようになります。

歯のホワイトニングをきっかけに、ご自身の口内ケアにも取り組んでみてくださいね。

なお、当院では、ホワイトニングと一緒に点滴療法としてビタミンカクテル点滴をご利用いただけます。

ホワイトニングやパウダークリーニングなど他の自由診療と組み合わせていただくことで、お身体の中からもお口の美しさを保つ方法としてご活用いただけます。

結婚式やご旅行などの大切なイベントの前に、お身体の中からもお口のケアを行いませんか?

ご自身の受診はもちろんのこと、カップルやご友人との受診も可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいね。

※ビタミンカクテル点滴とは
点滴からビタミンやミネラルを直接血管に投与する方法です。ビタミンやミネラルの血中濃度を急激に上昇させることで薬理学的効果を期待する点滴療法となります。

ビタミンカクテル点滴には様々な効果があると期待されておりますが、

お口の中に対しては、歯周病口内炎の治療効果促進・予防、抜歯窩治癒、創傷治癒の促進などの効果が期待できます。

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歯医者の定期検診って何をするの?

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

皆さんは歯の定期検診に行ったことはありますか?

「歯医者さん=虫歯の治療、歯並びの矯正」などのイメージがまだまだ強く、定期検診のために歯医者さんへ行く方は少ない印象です。

ただ、歯の定期検診という言葉も少しずつ浸透してきました。

80歳で20本の歯を残そう!(8020運動)という国の指針もありましたので、自分の歯を守る大切さが浸透してきたのかもしれません。

歯を失いものを噛めなくなると、認知症脳卒中、心臓病などのリスクが高くなるなど、

お口の健康と健康寿命が密接に関係しているということも明らかになってきています。

そこで、今回は歯の定期検診はなぜ大切なのか、実際にどんなことをするのかなどをお伝えしたいと思います。

■なぜ歯の定期検診は重要なのか。

そもそも、なぜ歯の定期検診は必要なのでしょうか。

まず覚えておいていただきたいのは「ご自宅でのセルフケアだけでは口内の汚れは落としきれない」ということです。

日ごろから丁寧に歯磨きをしている方でも、すべての汚れを落としきることはできません。(実は歯磨きで落とせる汚れは6割程度と言われています)

また、磨き残したプラーク歯垢)は放置していると歯石となり硬くなります。

プラークや歯石は、虫歯や歯周病の原因となるため除去する必要がありますが、歯石は歯ブラシで除去することができません。

そのため、歯医者さんでの専門的なクリーニングで掃除をしてもらう必要があるのです。

■定期検診は2~3ヶ月に1回が目標。

お口のクリーニングを行うことで細菌を一時的に減少させることができますが、ゼロになるわけではありません。

一般的に、クリーニングをした後、約3ヶ月程度でお口の中がクリーニング前の状態に戻るといわれています。

このことから、2~3ヶ月程度を目安に歯医者さんでメンテナンスを行うと、大きな問題が起こりにくくなります。

また、虫歯や歯周病が見つかったとしても、定期的に検診を受けている方であれば、初期段階の虫歯や歯周病の可能性が高いです。

早い段階で治療ができれば、お口へのダメージは最小限に抑えることができます。

ご自身で初期の虫歯や歯周病を見つけることは非常に難しいため、歯医者さんでしっかり見てもらいましょう。

■定期検診では何をするのか。

では、実際に歯の定期検診ではどんなことをするのでしょうか。

・歯茎のチェック

専用の器具を使って歯周ポケットの深さを測ります。

歯周ポケットとは歯と歯ぐきの間の溝のことで、その深さが歯周病の状態をみる目安となります。

また、歯茎の出血があるかどうか、歯がぐらついていないかなども確認します。

歯垢の染め出し、歯磨きのチェック

歯垢が染まる薬を歯に塗り、歯垢がどれだけついているかをチェックします。

受診される方にも鏡でご確認いただきながら、ご自身の歯磨きではどこが苦手な箇所なのか、どんな磨き方をすれば磨き残しが減るのかなどをお伝えします。

歯磨きが苦手な部分を知ることで、お口の中は改善しやすくなります。

歯ブラシのあて方や、歯ブラシがあたりにくい部分には、清掃補助用具(デンタルフロス・歯間ブラシなど)をおすすめすることもあります。

歯垢、歯石取り

先述しましたが、ご自宅でのセルフケアだけでは歯垢・歯石をすべて取り除くことは難しいです。

歯垢・歯石が残っていると、お口の中の細菌が増え、虫歯・歯周病のリスクが上がっていきます。

そのため、歯科検診では専門的な器機を利用してそれらを除去し、歯と歯ぐきの溝までキレイにしていきます。

・治療箇所の経過チェック

治療を終えた後も定期的に治療箇所のチェックをすることで、より歯を健康な状態で維持することができます。

また、詰め物・被せ物・入れ歯などは維持管理を行い、予後の状態が芳しくない場合は別の治療方法を検討することができます。

■定期検診のメリット

定期健診にはいくつかの大きなメリットもあります。

・虫歯、歯周病を早期発見できる

定期的に歯医者でお口の中を診てもらう最も大きなメリットは、いち早く歯や口内の変化を発見できることです。

定期検診で虫歯や歯周病の予防をすることはもちろんですが、虫歯や歯周病を早期発見できれば、大がかりな処置にならないよう早期治療ができます。

・受診する側の負担が軽減される

実は、定期検診にて虫歯・歯周病の予防、早期発見・早期治療ができると、

人生において、お口の中にかかる費用の負担が少なくなる場合がほとんどです。

例えば、定期検診は行かずに痛みが出てから受診した場合、

症状がかなり進んでいることが多く、その場合は治療に費用がかかり、通院回数も増えてしまいます。

2~3ヵ月に1回、定期検診を受診した方が費用面はもちろんのこと通院回数も圧倒的に少なくなります。

・キレイな口内をキープし、身体の健康にもつながる。

虫歯や歯周病は、歯を失う大きな原因となります。

つまり、これらを予防することで、歯の健康寿命を延ばせる可能性が高くなります。

歯が健康であれば年を重ねても食事をしっかりとれるため、最初にお伝えした病気へのリスクを減らすことにもつながります。

定期検診で歯石やプラークを除去することでお口の健康を守り、

虫歯や歯周病になりにくい口内環境を整えることができるのも大きなメリットの1つです。

定期検診は保険適応で受診することができ、お時間は約1時間程度で丁寧に虫歯や歯周病の予防のためのチェックを行います。

将来1本でも多くの歯を残すためにも、今から歯の定期検診を始めてみてくださいね。

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静脈内鎮静法を利用した歯科治療の流れと注意点

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

歯医者さんを探している時に「無痛治療」「睡眠治療」という言葉を見たことはありませんか?

実は、この2つは「静脈内鎮静法」という麻酔方法をさしていることがほとんどです。

静脈内鎮静法はセデーションの一種で、胃カメラなどの検査で併用される麻酔とよく似ています。

歯科治療が苦手な方にとって、痛みもなく眠っている間に治療ができるのはとても嬉しいことだと思いますが、

それでも実際の所は「どういう治療なんだろう?」と不安もあるかもしれません。

今回は「歯科恐怖症方向けの歯医者さん」の立場から「静脈内鎮静法」についてご紹介しようと思います。

静脈内鎮静法(静脈麻酔)とは

静脈内鎮静法とは、静脈から鎮静薬を投与し意識を薄れさせ、治療中にうとうと眠っているような状態を誘発させる方法です。

鎮静法を行っている間、呼びかけに反応することはできますが、

治療中のことをご本人が覚えていない場合が多いため治療に対する恐怖心の強い方に向いている鎮静方法になります。

全身麻酔と違い、痛みを消失させる作用はありません。

そのため必要に応じて、鎮静薬でリラックス効果が得られたことを確認した後に局所麻酔をしてから治療を行う場合もあります。

静脈内鎮静法(静脈麻酔)の流れ

次に、当院での静脈内鎮静法を使った診療の流れをご説明します。

①カウンセリング

不安を取り除くためにしっかりと説明を行い、体調の確認や同意書へのサインなどをお願いし、その後、実際の治療に移ります。

なお、静脈内鎮静法前は安全確保のため禁飲食時間制限を行っておりますので、その点も注意が必要になります。

②点滴準備

施術の安全を期すため、血圧計や経皮的動脈血酸素飽和度測定装置などの生体管理モニターをセットした後、点滴の準備を行います。

③鎮静薬投与

患者さんの様子を確認しつつ、緊張感を上げないように少しずつ薬を注入していきます。

一気にウトウトし始めるわけではなく、少しずつリラックス状態が訪れます。

④治療開始

患者さんがリラックス状態を得たことを確認した後に、必要があれば局所麻酔を併用し治療を行います。

治療を受けていることはほとんど記憶されませんが、歯科麻酔医が寄り添い、酸素飽和度や血圧、心電図などを確認しながら安全確保いたします。

⑤治療終了

治療が完了したら鎮静薬を止めます。

受診された方は意識が明瞭になるまで、急がずにゆっくりと院内でお休みいただきます。

■治療に関するリスクや副作用

まず、先述しましたが禁飲食時間制限が必要となります。

これは、鎮静麻酔薬の使用量が多くなると、のどや気道反射が抑制され、場合によっては胃の内容物が気道に流入することで窒息や肺炎(誤嚥性肺炎)になる可能性があるためです。

また、点滴から注射するお薬によるアレルギー反応や不整脈、その他の合併症が起こる可能性がございます。

緊急薬やモニタリングは準備しておりますが、

現在服用中のお薬やアレルギー、現在までのご病気などについては事前に担当する先生に必ずお伝えいただき、

静脈内鎮静法(静脈麻酔)が利用できるかどうかのご確認をお願いいたします。

静脈内鎮静法の注意点

まず、診療にあたっては、鎮静時の状態をしっかりと観察できるように、マニキュアや口紅を取っていただくことをお願いしております。

術後はしばらくの間、眠気・ふらつきなどが続く場合がございます。

院内でゆっくり休んでいただけるように場所をご用意しておりますので、日常の状態に戻るまでゆっくりしていただいてからご帰宅いただきます。

また、当日術後は自転車を含めた車両の運転をすることは避けてください。

できる限り他の予定は入れず安静にしていただくことをお願いいたします。

※翌日以降は日常の生活を行うことができます。

なお、以下に当てはまる方は静脈内鎮静法(静脈麻酔)がご利用いただけません。

・重度の全身疾患がある方
向精神薬を長期内服している方
・口が十分に開かない、顎が小さい、肥満等により呼吸管理が困難と判断される場合
・妊娠中の方
・使用する薬剤に対してアレルギー反応や禁忌症を持つ方

■日本歯科麻酔学会 認定医による麻酔治療

当院では日本歯科麻酔学会 認定医を持った歯科医師がカウンセリングから治療まで対応しております。

ですので、小さなことでも鎮静法の内容で気になることはご気軽にご相談ください。

また、今月は3月28日(木)の午後に鎮静法無料相談会も実施しております。

無料相談会では、精神鎮静法(セデーション)について皆様の疑問や不安を解消できるよう、

30分程のお時間でお話を伺いながら無料カウンセリングを受けていただくことができます。

・歯医者が苦手。
・そもそもセデーションってなに?
・セデーションにはどんな種類があるの?
・セデーションは具体的にどんなことをするの?
・無痛治療や睡眠治療とは違いがあるの?
・自分はセデーションを受けられるの?

などなど、皆様の様々な疑問にお答えいたしますので、

「治療はまだ不安だけど、話だけは聞いてみたい」という方でもご気軽にお越しくださいね。

開催日時:3月28日(木曜日)14:00〜17:30(最終受付17:00)

無料相談の事前予約はお電話にて承っております。

予約なしでの無料相談も受け付けておりますが、お待たせする可能性がございますのでご了承ください。

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笑気麻酔を使用した歯科治療の流れ

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

皆さんは「精神鎮静法」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

正直、馴染みのない方が多いのではないのかなと思っています。

実は、「精神鎮静法」というのは歯医者が苦手な方の強い味方になってくれるかもしれない麻酔方法です。

「歯科治療が怖い。」
「歯医者に行くのが辛い。」

こんな風に強い不安や恐怖を感じてしまう方は、

歯医者に行かないといけない状態であっても、治療に行けないことがあります。

そんな方でも「精神鎮静法」を利用すれば不安感や緊張感を和らげて、

リラックスした状態で歯科治療を受けられるかもしれません。

そこで、本記事では「精神鎮静法」の1つである笑気麻酔についてご紹介します。

■笑気吸入鎮静法(笑気麻酔)とは

笑気吸入鎮静法とは、お鼻から笑気と呼ばれるガスを吸入することで、リラックス効果を得ることができる麻酔方法です。

歯科治療に対して不安やストレスを大きく感じてしまう方は、大人はもちろんのことお子様でもご利用いただけます。

治療中はウトウトしたリラックス状態になり、歯科治療に対する不安や緊張を和らげる効果があります。

また、点滴を行う必要が無く処置前後の行動制限も無いため、より気軽に受けていただける鎮静方法です

■笑気吸入鎮静法(笑気麻酔)を使った診療の流れ

では次に、当院での笑気麻酔を使った診療の流れをご説明します。

①カウンセリング

不安を取り除くためにしっかりと説明を行い、体調の確認や同意書へのサインなどをお願いしてから実際の治療に入っていきます。

②笑気吸入準備

施術の安全を期すため、血圧計や経皮的動脈血飽和度測定装置などモニター設備をセットした後、笑気ガスを吸入するための鼻マスクを装着します。

③笑気吸入開始

患者さんの様子を確認しつつ、緊張感を上げないように笑気ガスを吸入していただきます。少しずつリラックス状態が訪れます。

④治療開始

患者さんがリラックス状態を得たことを確認した後に、必要があれば局所麻酔を併用し治療を行います。

歯科麻酔医が寄り添い、酸素飽和度や血圧、心電図などを確認しながら安全確保いたします。

⑤治療終了

治療が完了したら笑気ガスを止め、100%酸素を吸入することで意識を回復させます。

患者さんは意識が明瞭になるまで、急がずにゆっくりと院内でお休みいただいてからご帰宅いただきます。

■笑気吸入鎮静法(笑気麻酔)の注意点

以下の方は適応ができませんのでご注意ください。

・鼻呼吸のできない方
・中耳炎の方
・2カ月以内に眼科で医療ガスを入れる手術を受けた方
・妊娠中の方
過呼吸発作の既往がある方

■日本歯科麻酔学会 認定医による麻酔治療

当院では日本歯科麻酔学会 認定医を持った歯科医師がカウンセリングから治療まで対応いたします。

鎮静法の内容で気になることはお気軽にご相談ください。

また、今月は3月28日(木)の午後に鎮静法無料相談会も実施しております。

無料相談会では、精神鎮静法について皆様の疑問や不安を解消できるよう、
30分程のお時間でお話を伺いながら無料カウンセリングを受けていただくことができます。

・歯医者が苦手。
・そもそも精神鎮静法ってなに?
・精神鎮静法にはどんな種類があるの?
・精神鎮静法は具体的にどんなことをするの?
・無痛治療や睡眠治療とは違いがあるの?
・自分は精神鎮静法を受けられるの?

などなど、皆様の様々な疑問にお答えいたしますので、ぜひお気軽にお越しください。

開催日時:3月28日(木曜日)14:00〜17:30(最終受付17:00)

無料相談の事前予約はお電話にて承っております。

予約なしでの無料相談も受け付けておりますが、お待たせする可能性がございますのでご了承ください。

セルサスデンタルクリニック東京
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