歯がボロボロな状態で歯医者に行くと怒られる?

こんにちは。
自由が丘の歯医者さん セルサスデンタルクリニック東京です。

歯医者が苦手で治療に行けない方の中には、

「ボロボロになった歯を見せたら怒られそう」という不安や「過去に歯医者で怒られた」というトラウマで歯医者に行くことを諦めてしまっている方がいらっしゃいます。

では、実際のところ診療にいらした方を怒ることはあるのか。

結論から申し上げますと、怒ることはありません。
「そうあるべきではない」と考えております。

ただ、歯科治療は早めの受診であればあるほどメリットが多くなります。

「歯医者で怒られるかも」と不安で治療を先延ばしにされている方は、
この機会に早期発見・早期治療のメリットを知っていただければと思います。

■歯がボロボロな状態で歯医者に行く人は多い。

まず初めに知っておいていただきたいのは、
「歯がボロボロな状態で歯医者に行く方は意外と多い」という事です。

「歯科治療に対する恐怖心・不安感で治療に行けなかった」というのはもちろんのこと、

「口の中を見せるのが恥ずかしい」「歯医者に行く時間が取れない」など様々な理由で歯医者に治療に行くことができず、

結果として、歯がボロボロな状態になってから歯医者に行く、という方は多いのです。

■受診にいらした方を怒ることは致しません。

では、そのような方の治療をする際に歯科医師はどう思うのか。

念のため、”当院の歯科医師は”という言葉をつけさせていただきますが、怒るということは致しません。

むしろ、当院にお越しいただく方は「歯科治療が苦手」という方が多く、
勇気をもって歯医者にお越しをいただく方も少なくありません。

ですので、その様な方々にも安心して治療を受けていただけるように丁寧なカウンセリングを心がけ、

受診された方のお悩みやお気持ちをゆっくり伺いながら診療にあたります。

■早期発見・早期治療にはメリットがあります。

歯科医師は来院していただいた方のお口の中を拝見し、その状態に合わせたベストな治療方法をご提案いたします。

その中でも、早い段階で歯医者にお越しいただければ、その分だけ受診いただいた方にとってご負担の少ない治療をご提案できることがほとんどです。

例えば、「軽度の虫歯」の治療と比較すると、「重度の虫歯」の治療期間は長く、費用のご負担も増えていく可能性が高くなります。

そのため、お口のトラブルに見舞われてしまった場合は、早い段階で歯科医院へ行かれることをお勧めします。

また、歯は一度失うと元の状態には戻りませんが、原因が虫歯であれば治療をすることで虫歯を取り除くことはできます。

原因が歯周病であれば治療を行うことで歯周病の進行を防ぎ、残っている歯を歯周病から守ることができます。

ご自身の歯をできる限り残すためにも「虫歯、歯周病になったらすぐに見つけて治療をする」ということが大切なのです。

■自己判断での「まだ大丈夫」は危険信号。

「自分は毎日歯磨きをしっかりしているから大丈夫」「歯が痛くないから歯医者に行かなくても平気」という自己判断は大変危険です。

毎日しっかり歯磨きをして鏡で歯の確認をされている方でも、「目に見えないような汚れ残り」や「細かい部分の磨き残し」などが原因で、お口のトラブルは起こり得ます。

また、歯磨きをはじめとしたご自宅でのお口のセルフケアはとても大切ですが、実はセルフケアで汚れを取り除くことにも限界があります。

例えば、磨き残しによって「プラーク」と呼ばれる汚れが生じますが、プラークを放置してしまうと「歯石」という汚れに変化します。

歯石は歯ブラシやデンタルフロスで取り除くことができません。つまり、「歯石」はセルフケアで取り除くことができず、歯科医院でのクリーニングで取り除く必要があるのです。

また、以前の投稿でお伝えした通り、虫歯の中には「痛くない虫歯」も存在します。歯が痛くない状態でも虫歯はあるかもしれないのです。

この状態で歯科治療を受けないでいると、おのずと口内の状態は悪化して治療のご負担も増えてしまいます。

最近、歯医者から足が遠のいている方でも、足を一歩踏み出していただくだけで未来のお口の健康が変わります。

また、今後のメンテナンス次第で未来の自分にお口の健康をプレゼントできます。

これから先もご自身の歯と、よりハッピーな人生を歩むためにも、
是非とも一度、歯医者さんに足を運んでみてくださいね。

セルサスデンタルクリニック東京
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